SSブログ

金スマ 坂口良子 最後の日々 [テレビ]

スポンサーリンク




金スマ 坂口良子 最後の日々



今年3月、57歳の若さで天国に旅立った女優 坂口良子さん

坂口さんの最期をめとった夫であるプロゴルファー尾崎健夫さん、娘でタレントの坂口杏里さん


思えば2012年8月に健夫さんと良子さんは結婚式をあげます

でもその時、良子さんはすでに末期のがんだったのです

もちろんその時、杏里さんもしりません





今回、良子さんがなぜ杏里さんに病気であることを伝えなかったのか

夫である健夫さんが隠しつづけたものとは

それぞれがはっきりします





1998年、2人は共通の知人を介して知り合います

長年にわたり事実婚の状態でしたが良子さんの莫大な借金(前夫の負債分)と娘 杏里さんの

健夫さんにたいする抵抗などから結婚に至ることはありませんでした

しかし、その後の借金問題の解決、杏里さんの自立、健夫さんへのわだかまりの解消などから

結婚に障害がなくなってきます


しかし・・・

2011年、良子さんの食事が喉を通りにくいという状態が1か月ほど続き、病院に検診にいきます

最初は腸閉塞と伝えられたが再検査をいわれ、その結果を聞きに健夫さんが病院にいった時に

伝えられた言葉は

「 末期のがん ステージ4 」 

本人に伝えるかと言われた時、健夫さんは

「 ウソを伝えてください 初期のがんであると・・・ 」

なぜそんな事をいったのか未だにわからないと

根拠もない、隠す意味もない

ただ、いえなかっただけ・・・きつすぎて・・・ と健夫さんはいいました

このことを健夫さんは大きな大きな罪だったと思ってます


そして、現状では何もしらない良子さんは健夫さんからの

「 杏里に伝えるか 」

との言葉に良子さんは

「 ダメ 今、杏里にとって大事な時期だから・・・ 」

と口止めされます


健夫さんは

子供たちには良子さんががんであることを伝えない

そして

良子さんには末期のがんであることを伝えない

すべてを抱え込むことを決意します


そして、抗がん剤の治療、体の痛みが良子さんにも不安がよぎります

うすうす自分の状態になんとなく気づいてきます


そして良子さんの仕事のオファーは増えていき

また杏里さんとの共演も増えてきます

そんな杏里さんに病状を隠し続ける意味でも良子さんはうれしそうに仕事に出かけていきます


その時、杏里さんは

「 ママのことを踏み台にしてどんどんいきなさい 」

と良く言われたと


そして健夫さんは決心します

良子さんと結婚することを


そんな健夫さんの気持ちを知ってか知らずか良子さんも

健夫さんと結婚しようと思っていると

式は健夫の生まれ故郷の徳島で

それをテレビで取り上げてほしいと関係者にお願いします

時を同じくして同じことを考えていた2人・・・


そして放送されたのが2012年8月に放送された 「 ぴったんこカン・カンSP 」


あらためてその時の放送を見ると良子さんの顔色は間違いなく良くはありません

かなり無理しているなと・・・


それでも、当日の式は病気のことを忘れるくらい体調はよかったと健夫さんは言います


良子さんが亡くなる7か月前の出来事・・・


杏里さんは今、なぜ気づいてあげられなかったのか

病院を入退院してるのに、髪が抜けてまで仕事をしているのに

なぜ気づいてあげられなかったのか後悔があるといいます

健夫さんは、杏里さんに隠し続けたことは罪であると未だに心に思っています


そして、坂口良子さんの最期とは


結婚後も女優としての仕事をこなす良子さん

9月のドラマが最後の出演となるも誰も彼女が病気であることを知らずにいきます

そして12月には最期の杏里との共演

そこでも病気であることをわからないように振る舞い仕事をしていきます


その後は激しい腹痛を併発

卵巣、子宮へのがん転移

病院への入院、そして良子さん自身の死期の覚悟

健夫さんへも病気のことを話さなくなります

そして年を明けて一時帰宅するも痛みがひどくなり病院へ帰ろうと良子さん自身から

言われます


何もできない健夫さんは一人で涙を流します

満身創痍の良子さん

そんなときでも杏里さんのことばかりを気にします

3月頃には週刊誌に重病と書かれるもそれを良子さんはブログで否定

杏里さんにも心配ないと病院にはこさせなかった

良子さんは自分のせいで杏里さんがダメにはなりたくない

最後まで杏里さんのことを心配します

そして最後の力を振り絞っての親子のイメージキャラクターを務める仕事の契約へ向かいます

これが杏里さんの為の最後の仕事でした


そしてこの日以来、良子さんはこん睡状態になります

このことは杏里さんにも電話で伝えられます

この日まで何も知らなかった杏里さんにとって何も信じられなかったこと

しかし目の前に病院で映ったのはやせ細った母親の姿

なぜ教えてくれなかったのか健夫さんに詰め寄る杏里さん

健夫さんはその時何もいえなかったのが今でも一番苦しいといいます

母親と言葉すらかわせなかった杏里さんに申し訳なかったと・・・


杏里さんが病室で良子さんと二人きりになったとき病状が悪化します

そして杏里さんが良子さんを抱きしめた時、良子さんから聞こえた最後の言葉が


「 家族っていいな 」


健夫さん、長男が病室に駆け付けた時、そして家族が揃った時

良子さんは息を引き取ります

2013年3月27日 永眠



杏里さんの為に最期まで働き続けた女優 坂口良子

これが健夫さんが杏里さんに伝えなくてはならなかった真実です


放送を見て杏里さんは

「 最初は何も知らずに進んでいたことにわだかまりを感じ、責めたりもしたが自分が

知っていたとしても何も出来なかったと思う。逆に最期まで母親のそばで一緒に

がんばってくれたおじさん(健夫さん)に大きさを感じたし感謝の気持ちでいっぱいです 」 と


健夫さんは

「 杏里さんがこの放送を見て、新たにリスタートしてほしかったのもあったがすでにリスタート

していたんだなと。自分のほうがリスタート出来ていなかったな。ありがと杏里 」



最後に健夫さんから良子さんへの手紙で番組が終わります




ママへ


今日は2人にとって非常にすばらしい時間を過ごせました

杏里の成長がとってもまぶしく感じられました

いつまでも立ち止まっている私がとても恥ずかしく思います

最近、杏里からの電話の声があなたにそっくりになりました

その意味が今日わかりました

杏里の心の中にはあなたがしっかりと結びついているんだね

いつまでも家族を見守ってください

家族ってほんとにいいね

                   健夫


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。